更新日/2020.12.03
浜松は、世界に誇るものづくりの街!!観光スポットを散策しながら、先人たちのやらまいか精神が息づく地を堪能しよう。
その原動力となったのが、この地域に伝わる「やらまいか精神」です。「とにかくやってみよう!」という果敢に挑戦する気質のもと、次々と新たな産業を創出してきました。浜松のものづくりの原点は、江戸時代から続く綿織物業と製材業にさかのぼります。
その後、綿織物業から自動織機へ、製材業は楽器産業へと発展し、培われた技術は輸送用機器産業、バイク、ピアノ、光産業と、新たな産業を生み出していきました。そして、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機、カワイ、ヤマハ、浜松ホトニクスなど、世界へはばたく企業へと発展を遂げたのです。
※年代順、写真は浜松市役所発行「出世開運奥義之書」より引用
最近は、こうした浜松のものづくりの歴史や技術を体感できる観光スポットが続々登場!
ヤマハの楽器作りの歴史を、見て・触れて・聴いて・体感できる企業ミュージアム。楽器展示エリアには、総合楽器メーカーならではの多種多様な楽器が展示されていて、普段は触れることができない貴重なピアノやギターを誰でも演奏できます。音楽好きにはたまらないアミューズメント・テーマパークです。
スズキ歴史館では、スズキが織機製作所時代から製作してきた数多くの製品とその歴史、さらには、現在のクルマづくりの様子までを時代の流れに沿って展示しています。なかには、現存数の少ない貴重な車種も!昔にタイムスリップしたかのような感覚で、スズキのものづくりの歴史を体感できるミュージアムなので、大人も子どもも夢中になって楽しめます。
国の登録有形文化財に登録されている二俣町役場を改装した、本田宗一郎ものづくり伝承館。天才エンジニアとして数々の伝説を残した本田宗一郎の生きざまや軌跡が、写真や遺品、初期のバイクなどの様々な展示品を通して語られています。本田宗一郎のものづくり哲学を肌で体感できる伝承館は、まさに「やらまいか精神」の象徴です。
日本唯一の公立楽器博物館である浜松市楽器博物館は、音楽のまち・浜松ならではのおすすめスポット。世界中の楽器がなんと1500点も展示されています。体験ルームでは、ピアノやドラムをはじめ、アフリカやインドネシア、モンゴルなど、世界中の珍しい楽器を実際に演奏することもできます。
写真のキャラクターは、春華堂のキャラクター「うなくん」
春華堂の「うなぎパイ」は浜松のお菓子の代表格で、最近は東京駅でも売られているほど。うなぎパイファクトリーでは、うなぎパイの製造工程を楽しく見学できます。
また、併設のカフェで、うなぎパイを使ったオリジナルスイーツを味わえるのも魅力。さらに工場見学にはうなぎパイミニのお土産が付きます。ここに来ればあなたもうなぎパイ博士になれるかも?!
地元産にこだわった酒造りを行う浜松屈指の老舗酒造「花の舞」。酒蔵見学では、杜氏自らが酒造りの現場を案内してくれます。酒蔵見学の醍醐味といえば、やっぱり「試飲」ですよね。酒蔵でしか味わえない搾りたてのお酒が飲めるのは、まさに大人の社会科見学の醍醐味!さらに、直売所では約30種類のお酒が試飲可能。ほろ酔い気分で産業観光が楽しめちゃう最強スポットです。
浜松にはものづくりの街を体験できる観光スポットがてんこもり!この街ならではの観光を通して、「やらまいか精神」をぜひ肌で感じてくださいね!