浜松は、養殖うなぎ発祥の地。日本最大級の汽水湖である浜名湖には栄養豊富な水が流れ込み、温暖な気候、三方原台地のミネラル豊富な地下水と相まって、うなぎに最適な環境を生み出しています。関東風と関西風のうなぎ、両方の味覚を味わえるのも名産地ならでは!
関東風はうなぎを「背」からさばいて素焼きをしてから蒸すので、ふわっとした食感を味わえます。関西風はうなぎを「腹」からさばいて、蒸さずに直火で焼くので、パリッと香ばしい食感を味わえます。ここでしか味わえない美味しさに、全国から多くの人が足を運んでいます。
浜松市民のソウルフード「浜松餃子」。年間消費量で毎年宇都宮とトップ争いを繰り広げるほどの熱い餃子愛は、今や食文化の1つとして市民の生活に根づいています。浜松餃子のルーツは、戦後の屋台販売。フライパンに餃子を円形に並べて焼く「円盤焼き」が定着しました。円形の真ん中に茹でモヤシを付け合わせるのも、浜松ならではの特徴です。また、お店で買った餃子を家庭に持ち帰り、家族みんなで食べるのが定番スタイル。市内に存在する餃子店は何と100件以上!浜松に来たら、餃子の食べ比べもおすすめです♪
浜松産の旬の食材や料理は、「浜松パワーフード」と呼ばれています。その名付け親である「浜松パワーフード学会」会長の秋元健一さんにお話を聞きました。
浜松は、気候が温暖で日照時間が長く、海、川、湖、山、台地といった豊かな自然に囲まれているため、1年中旬の野菜や魚が採れ放題!年間に約320品目もの農水産物が収穫・水揚げされます。
実は、旬の食材は年間でその時期が一番美味しいだけでなく、栄養価も最も高いんです。浜松の人たちは旬の食材を常に食しているので、男女ともに健康寿命が全国第1位なんですよ。浜松で天下統一への基礎を築いた徳川家康公や、世界的企業の創業者たちも、浜松の食を原動力として活躍してきたのだと思います。そこで、健康に生き抜くパワーを授けてくれる浜松産の食材や料理のことを「浜松パワーフード」と名付けました。
野菜も魚も肉も、旬の食材でほとんどの料理をまかなうことができるのは、他県や他市にはない大きなメリット。ここでしか味わえない食材も沢山あり、高級食材から手頃な食材まで幅広く楽しめるのも魅力です。
私たちは、そんな浜松をこれから「世界一美食の街」にしたいと思っています。世界一になってにぎわう前に、ぜひ先取りして食べに来てください!
「うなぎパイ」で有名な老舗菓子屋・春華堂が手掛けるスイーツコミュニティ。職人こだわりの和洋菓子が揃う春華堂や、五穀と発酵をテーマにした、からだに美味しい和菓子が味わえる五穀屋、さらには季節に合わせた美味しいイベントも開催しています。他にも、レストランやプレイグラウンド、ガーデンがあり、子どもも大人も五感でスイーツを楽しめます。
おとぎの国に迷い込んだような空間が話題を呼び、全国から人が集まる最強デートスポット。レストランや雑貨店に加えて、ジェラートショップとチーズケーキ専門店があり、絵本の主人公の気分でスイーツを楽しめます。
奥浜名湖の伝統菓子「みそまん」のルーツは、鎌倉時代に禅宗が伝わった当時にさかのぼります。奥浜名湖には井伊家の菩提寺・龍潭寺や奥山方広寺などの禅宗寺院が多く、禅宗とともに伝わった黒糖の蒸し饅頭がお茶菓子として親しまれるようになりました。「みそまん」と呼ばれるようになったのは、饅頭の皮が味噌のように茶色だったからとも言われています。
奧浜名湖エリアでは10店の製菓店が独自のみそまんを販売しています。奥浜名湖を散策しながら食べ比べをして、お気に入りのみそまんを見つけてみては。
せっかく旅行するなら、やっぱり食事もスイーツもお腹いっぱい楽しみたいですよね♪
浜松パワーフードとご当地スイーツを食べ尽くして、元気をチャージしましょう!